GPW感想

今年は将棋が非常に多かった。囲碁の発表がなくてすこし残念。

個人的に面白かったのは「将棋における,評価関数を用いたモンテカルロ木探索」と「ゲーム構成要素を組み合わせた特徴の最適化 」ですね。

前者はモンテカルロ法なのにすごく強くなっていたので驚きました。去年は自分もひそかにモンテカルロ法をやっていて「こんなんじゃ強くなんねぇよ」と思っていたのにこの強さはすごいと思いました。あと,プレイアウトの深さが2というのが驚きました。もはやプレイアウトというより合議に近い感じなのかなと思いました(プレイアウト中の着手は実現確率が高いものしか選ばれないらしいので)。

後者は,はじめ論文を読んだだけでは何を言っているのかよくわからず発表を聞いて3回くらい読み直してようやく理解できたつもりになりました。

評価関数の特徴を自分で見つけてくると言う話ですごいと思いました。地分の理解では棋譜から全パターンの駒の関係をとってきて使えそうなのだけとってくるみたいな話だと思います(かなり適当)。
オセロでもそんなような話はあったので(GLEMだったっけかな?)それと見比べてみようと思います。

とても面白そうなので自分も今後やってみようかなと思いました。